コーアのひとりごと

2012年07月27日

住宅ローンについて

中古物件の取引の件や分譲地の売却の件で銀行の方々と話をする機会が多く
日頃疑問に思っていることを聞いて驚いたので、こんな話もありますよ程度に独り言を聞いていただけたら
と思います。

先日、1年打ち合わせをしてきた物件を他社にとられてしまった話をしましたが、住宅メーカーやほかの建設会社は
打ち合わせなどをどのようにしているのか、契約に至るまでの打ち合わせや資料などをどこまで行い
作成するのか、住宅ローンを担当する銀行3社の銀行員に聞いてみました。

すると、契約前には、資金計画表など簡単な書式で金額を提示し、また建物のプランなども、とりあえず
大まかに決めて契約してから、見積書の明細や図面の打ち合わせになるようです。
自社では、何度も打ち合わせをして、図面を書いて提出して、ほぼ理想通りのプランになってから見積もりをし、
契約に至るようにしてきましたが、ほかの建設会社は契約ありきで進むようです。
その方法では、追加金額が多額になるのでは?と質問すると住宅ローンの融資金額から2~3割追加金額
が増えるのは当たり前だそうです。驚きました。住宅を2000万円で発注すると400万円から600万円追加に
なるらしいのです。特に住宅メーカーでは、住宅ローンの限度額を超えると住宅メーカーの小会社が
追加金額を融資して2重ローンになってしまうこともあるそうです。

自社では、新築工事で追加工事の金額が2割増額することなどありえません。当然、お客様の希望で仕様の変更をして
金額が増えることはありますが、2~3割増額するほどの無計画な見積もりって・・・。


やはり、お客様との打ち合わせなどをせずに見積もりし、契約後に変更・変更で金額を増やしていくのでしょう。
話をした各銀行員にも言われましたが、自社の営業の仕方はまじめすぎるのでしょう。また、銀行に言わせると
商売がヘタすぎるそうです。気になるのは、先ほど話したほかの建設会社で契約した方です。見積もり金額を
比べたときは自社のは高かったかもしれませんが、最後に支払う金額は2~3割も増えていたら、
自社の金額との比較は全く無意味ですね。

どこかの住宅メーカーのよくわからないCMのように適正価格で家を買おうとは言いません。
住宅は、住む人の生活に合わせて作るべきだし、すべてオーダーメイドなので適正価格は物件ごと違いすぎ
なかなかわからないものです。それよりも、確かに、商売はヘタかもしれませんが、限られた予算の中で
お客様の希望する建物を実現させることが大事だと思います。
すべての人が100%満足いく家を建てられるだけの予算を払えるわけではないので、自社では
家を建てるにあたり、一か所お気に入りの場所を作れるようにお勧めします。お風呂でもキッチンでも
狭くても自分の書斎にこだわる方もいます。お気に入りの場所を作ることができれば、家を建てて後悔することはないのではないかと思います。

一生に一度の一番大きな買い物です。ちゃんと打ち合わせをして、予算のなかに収まる納得いく住宅を
建てられるといいですね。自社は、たくさんの方からお声を掛けていただけるよう頑張ります。

また、住宅を建て替えの方には朗報です。沼津市原にコーア建設第二ビルを購入しました。
2階・3階は仮住まいとして無料でお貸しいたします。興味のある方はご連絡ください。




お問い合わせは、電話055-969-3030 まで

Posted by KOA at 16:43│Comments(0)
 
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