コーアのひとりごと

2013年04月26日

また不思議な構造が出てきました

またまた不思議な構造が出てきました。最近CMで頻繁に流れている“3階建てをもっとフレキシブルに”という構造です。

CMやホームページ見た限りでは重量鉄骨造でもなんでもない木造の考え方ですよね?
柱の位置を自由に変えられるみたいですが、構造的にどうなのでしょう?大手住宅メーカーの商品なので構造的な情報は全くわかりませんが、僕的には不安がいっぱいです。

鉄骨部材が角パイプで2.5mも持ち出すなんて、丈夫な建物ができると思いません。
重量鉄骨の柱コラム☐ー250x250x12ぐらいの部材でブラケットを溶接し、剛接合にするのならば問題ないと思いますが、角パイプでは2.5mの持ち出しに部材の強度が耐えられないように思います。また、確かに重量鉄骨造は柱の位置に制限があるかもしれませんが、持ち出し(オーバーハング)などはもちろん従来の重量鉄骨造でも可能ですし、将来の改装工事の時などは、周囲の柱・梁以外制限なく改装できます。従来の重量鉄骨造こそフレキシブルだと思います

ましてや、柱の位置の制限こそ建築士の設計の見せ所でしょう。

個人的な見解なので、正しいかどうかわかりませんが、地震が頻繁に起きて皆さんが不安でいっぱいの時に、なぜこんな構造の建物を出すのかよくわかりません。
とにかく、住宅メーカーの作る軽量鉄骨造(メーカーは重量鉄骨といってる場合も多いですが・・・)は疑問がいっぱいです。
象をフレームの上に乗せたり、ブルドーザー乗せたり、ほかのメーカーでも100mmの角パイプを4つ集めて重量鉄骨造だとか…

ほんとに、重量鉄骨造の規定をちゃんと決めてほしいです。規定があいまいなため、騙されているとは言えませんが、考えていたものとは違う建物を契約しているお施主様はいっぱいいると思います。
東日本大震災でも軽量鉄骨造の建物が半分に割れてしまった問題も公表されずにもみ消されちゃいました。大手住宅メーカーに安心感を求めている方も多いと思いますが、何か問題があったとき自動車メーカーのリコールのように住宅メーカーが対応したこと一度もありません。(僕の調べた限りでは・・・)でも、自動車のリコールのようなことは何度もありました。しかし、マスコミもいつの間にか報道しなくなり、もみ消されてしまいます。それでも大手なら安心ですか?

大手よりも地域に密着した会社を信用してもらえると自社にも声がかかることが増えるのかなと・・・。まあ、地域密着の会社でも怪しい会社はいっぱいあるので、一概には言えませんが・・・。(コーア建設は怪しくないですよ)
地震や津波が不安で重量鉄骨造に興味がある方、住宅メーカーだけでなく自社にもご相談ください。
本物の重量鉄骨造をご紹介します。



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