コーアのひとりごと

2012年07月27日

自然災害について

まずはじめに九州北部の豪雨による被害にあわれた方々、このたびは思いもかけない災害に見舞われ大変だったことでしょう。謹んでお見舞い申し上げます。

九州北部の豪雨による災害の様子をニュースで見ていて、改めて自然災害は怖いなぁ~と実感しました。
去年の東北の地震により、地震と津波にばかりが話題になり、台風や竜巻もとても恐ろしいものだと
思い知らされた思いです。

仕事上、土地探しの相談などを受けますが、最近は、津波が怖いので海から遠い土地を探してほしいという
要望が圧倒的に多く、土地の価格にも表れています。
しかし、今回の豪雨による被害や5月上旬に茨城県などで起きた竜巻の被害を考えると津波だけを考えて
高台に家を建てるのも問題があるのではないかと考えてしまいます。
豪雨などによる地滑りのほうが怖いんじゃないかと・・・。また、最近では、富士山の噴火もささやかれています。
頻度から考えれば、大地震による津波の発生より、台風などによる地滑りなどのほうが多く起こっているのではないかと・・・。
地震による津波から命を守るためには、少しでも高いところに家を建てるべきでしょう。しかし、災害は地震だけでは
ありません。
あくまでも、個人の見解ですが、来るかどうかわからない津波の被害を恐れて、土地の価格が高騰している
高台に土地を求めるよりも、地滑りなどがない平野で(少なくても川のそばではなく)価格が安い土地を探すという選択肢もあるのではないでしょうか?
さらに、地震に強い建物を、そして津波に流されない建物を建てるという選択肢もあるのではないでしょうか?
津波の被害写真などを見ていると、周りの建物は流されてしまったのに、重量鉄骨造の建物は、躯体(柱・梁など)が
流されていないものが目に映ります。確かに、壁が流されて人命が助かるのかと言われるかもしれませんが、津波に
流されてしまうより、流されずに留まっていられるほうが助かる可能性はあるのではないでしょうか?
さらに、3階以上の階の外壁まで流されている建物も少ないように映りました。流されている建物のありましたが・・・。

最近、自然災害が多く、それも多種に亘っていることから、こんな発想をしました。建物を建てることは、人命を守ること
であり、生活を守ることです。地震だけを考えても、洪水で流されては元も子もありません。
住宅メーカーも、報道も地震による津波のことばかりが気にかけられ、ほかの災害に目がいかない今の状況に違和感を
覚え、こんな独り言を書いてみました。

こんなことも考えながら、建物を設計し、施工している会社ですが興味のある方はご連絡ください。


タグ :津波

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Posted by KOA at 16:23│Comments(0)自然
 
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